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脳外傷

「脳外傷(のうがいしょう)」というのは、事故などで頭部に外から大きな力が加わることによって、脳の組織が障害された状態をいいます。

原因は、交通事故が最も多く、次いで労働災害、不慮の事故、スポーツ時の障害などさまざまです。

実際、青壮年層の死亡の主な原因のひとつとなっています。

加わった力が軽ければ、障害も軽くてすみますが、大きくなると、死にいたるような重傷となります。

症状は、脳の障害の程度によって変わります。

軽いものでは、外傷を受けた直後に一過性の意識消失や健忘(けんぼう)、頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)といったものです。

健忘というのは、傷を受ける前後のことを思い出すことができない症状を言います。

軽い程度のものは、一般に「脳震とう(のうしんとう)」と呼ばれ、脳自体に出血などの大きな傷はなく、安静にしていればおさまります。

しかし障害が重い場合には、意識が戻らず、脳の組織が壊れてしまったり、出血をともなったりすることがあります。

出血した場合には、その部位や大きさによってさまざまな神経症状が現れます。

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